交通事故で生じる肩の痛み(肩関節捻挫)について

文責:院長 柔道整復師 河合 隆智

最終更新日:2024年08月05日

1 交通事故の衝撃で肩を痛めてしまうことがあります

 肩は、交通事故に遭ったときに痛めやすい部位の一つです。
 例えば、交通事故の衝撃でぶつけた際に痛めるおそれがあるほか、シートベルトで圧迫されてしまい痛みが出ることもあります。
 運転されている方の場合には、ハンドルを握っていたために衝撃の影響を受け、ひねってしまったというケースもあります。
 また、肩そのものに衝撃を受けたわけではなくとも、肩に痛みが出てくることがあります。

 例えば、首に生じた痛みの影響で、肩にも痛みが出てきていることなどが考えられます。
 そのような肩の痛みは、接骨院の施術で改善を目指すことが可能ですので、お心当たりのある方は接骨院にご相談ください。

2 このような方は接骨院にご相談ください

⑴ 肩に痛みがある方

 肩に強い痛みがある場合は、できるだけ早くその痛みを抑え、後々に影響が出ないように施術を行う必要があります。

 ただし、交通事故に遭った直後は、興奮によって痛みを感じにくくなっていることも珍しくありません。
 そのため、「肩がとても痛い」という方はもちろんのこと、「肩が少し痛い」「肩に少し違和感がある」という方の場合も、痛みや違和感が軽いうちに接骨院にご相談いただくことをおすすめします。
 肩の痛みを後々まで残さないようにするためには、早くからの対処が肝心です。

 

⑵ 肩に強い衝撃を受けた自覚がある方

 肩の部位に強い衝撃を受けた場合や引っ張られた場合など、不自然な動きをしたという感覚があるときには、今がなんともない状態でも、念のため、一度接骨院にご相談いただくことをおすすめします。

 早くからご相談いただければ、肩の関節や筋肉・靭帯などの状態をお調べし、今のうちからしておくべき処置をご提案することが可能です。

 適切な処置ができることで、痛みの予防につながったり、痛みを弱い段階でとどめられる可能性が高まったりしますので、肩に強い衝撃を受けた方は接骨院にご相談ください。

 

⑶ 肩に違和感がある方

 肩の違和感の原因が肩関節捻挫(肩の捻挫)によるものだった場合、腫れや熱が生じることがあります。
 また、肩を動かしにくいと感じたり、動かしたときにいつもと違う感じがしたりすることもあります。

 人によっては、硬くなった首や肩の筋肉が神経を圧迫して、痺れを感じることもあります。
 肩関節捻挫の場合は、動かすうちに肩の調子が悪化してしまうこともあるため、少しでも不安がある場合には、無理に動かそうとせず、お早めに接骨院にご相談ください。

3 肩の痛みをしっかりと改善するために大切なこと

 ひとことで「肩が痛い」と言っても、衝撃の受け方も、お身体の傷つき方もそれぞれ異なりますので、漫然と肩を揉んだり電気を当てたりするだけではよくならないおそれがあります。

 例えば、肩の痛みの原因が、肩そのものではなく、その上の首の筋肉に原因があったというようなケースがあります。

 このような場合は、肩にいくら施術を行っても一時的にしか痛みがとれず、後でぶり返してしまうことになってしまいます。

 肩の痛みをしっかりと改善するためには、衝撃によってお身体がどう動いたか、どこにどうぶつけたかなど、交通事故の状況やお身体の状態をはじめにしっかりと把握する必要があります。
 また、肩の痛みが非常に強く出ているような場合、無理に力を加えると悪化するおそれもありますので、まずは除痛が必要となることもあります。

4 当院の交通事故による肩の痛みに対する施術

 当院では、事前のカウンセリングと検査をしっかりと行い、早期改善のための施術計画をお身体の状態に合わせてご用意します。

 痛みを早期に抑えるための微弱電流や、筋肉のこわばりを解消し自然治癒力を高めるための手技、全身のバランスを整えるための全身調整などを組み合わせ、改善に向けて丁寧に対応いたします。
 肩の痛みがぶり返さないように、一時的な緩和ではなく、根本改善のための施術を行わせていただきますので、交通事故の後に肩に痛みや違和感が生じている岐阜市周辺にお住いの方は、当院までご相談ください。

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